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【  2012年10月  】 

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第65話 雪風と軍師と騎士団長

新たなる風の予兆

2012.10.28 (Sun)

  ――魔法学院の学院長室を起点に、妙な事件が発生しようとしていたのと同日。 ガリア王家が迎えに寄越した風竜の背に跨ったタバサと太公望は、途中で街道へと舞い降りてトリステインの国境を越えると、そのまま旧オルレアン大公領に佇む公邸――タバサの実家へと立ち寄っていた。 今まで通り、出迎えに現れた老僕ペルスラン――彼とそっくりの魔法人形は、これまたいつもタバサが訪れたときと変わらず、食事と寝所の用意をしてくれた...全文を読む

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第64話 若人の悩みと先達の思惑

新たなる風の予兆

2012.10.27 (Sat)

  ――日が落ちて、数時間も経った頃。 竜籠に乗って、急ぎラ・ヴァリエール公爵家の城へと帰還し、ルイズの魔法に関する詳細説明を待ちわびていた家族たちへ、妹を突然襲った不調の原因と――<精神力>の回復に時間はかかりそうだが、普通に魔法を使うぶんには問題ないことを報告したエレオノールは、その足ですぐさま自室へ戻ると、机の上に置きっぱなしになっていた羊皮紙の束を手に取って、大慌ててめくり始めた。「このわたくし...全文を読む

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第63話 軍師、未来を見据え動くの事

新たなる風の予兆

2012.10.27 (Sat)

  ――ニィドの月、フレイヤの週、ユルの曜日。 ハルケギニアが最も暑くなる、8月の開始直後。太公望たち『治療チーム』の一行が、トリステイン魔法学院へと帰還する日がやってきた。 夏休みの間はそのまま実家に残ると思われていたキュルケも、彼らと共に魔法学院へ戻ることになった。 これは、タバサたち母娘が療養をしている間に、ゲルマニアの首府ヴィンドボナの観光を――もちろんキュルケの案内、しかも二人っきりでしてきた...全文を読む

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第62話 空の王権の滑落と水の王権の継承

指輪易姓革命START

2012.10.20 (Sat)

  ――アンスールの月、ティワズの週、ダエグの曜日。 ルイズが、自分に課せられた<運命>について知らされてから、5日が経過した。しかし彼女の生活は、これまでと一切変わらないものだった――少なくとも、表向きは。 これは、「目立たないようにするためには、何も変えないのがいちばんだ」 と、いうラ・ヴァリエール公爵が打ち立てた方針によるものである。 本当にそれでいいのだろうか? 『伝説』の系統に目覚めた者として...全文を読む

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第61話 新たな伝説枢軸の始まり

指輪易姓革命START

2012.10.20 (Sat)

  ――その日。ラ・ヴァリエール公爵家の食卓は、いつもと様子が違っていた。 一家全員が揃う晩餐の席。そこでは、誰も言葉を発しようとしない。これについては、ヴァリエール公爵家においては、ほぼいつも通りの光景なのだが……今夜は何故か、いつにも増して雰囲気が重苦しいのだ。 その主な原因となっているのが、上座に着いているラ・ヴァリエール公爵と、来客用の席に腰掛けているオールド・オスマンである。彼らは揃って気難し...全文を読む

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第60話 成り終えし者と始まる者

指輪易姓革命START

2012.10.14 (Sun)

  ――ふたつの国で、歴史が大きく動こうとしていた、ちょうどそのころ。ラ・ヴァリエール公爵家の使用人居住区として割り振られている場所の一部屋で、平賀才人が天井を眺めながら、うめき声を上げていた。「か、身体中の筋肉が、悲鳴あげてやがる……俺、もう動けねえ……」 ベッドの上に横たわった才人は、激しく後悔していた。こんなことになるのなら、やはり太公望たちと一緒にキュルケの実家へ遊びに行くべきだったと。 ……どうし...全文を読む

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第59話 理解不理解、盤上の世界

指輪易姓革命START

2012.10.14 (Sun)

  ――雪風の姫君が、ゲルマニアで新たな『道』を歩み出したのと、ほぼ同じ頃。 トリステインの王都、トリスタニアの中央部を走るブルドンネ通り突き当たりにある王宮の一室で。ひとりの可憐な少女が、その顔と若さに似合わぬ深き愁いを帯びた表情で、眼下に映る都市を眺めていた。 彼女の名は、アンリエッタ・ド・トリステイン。『水の王国の白百合姫』とも称されるその姫君は、御年17歳。気品のある顔立ちに、艶やかな栗色の髪...全文を読む

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第58話 雪風、古き道を知り立ちすくむ事

それぞれの選択

2012.10.13 (Sat)

  ――アンスールの月・ティワズの週、虚無の曜日。 つい先程まで、心地よい微睡みの中にいたタバサは、そこから突然追い出されたことに驚き、きょろきょろと周囲を覗った。ここは、親友のキュルケが用意してくれた屋敷の一画。今、自分がいるのは――その部屋に置かれたベッドの中だ。 ああ、そうか。さっきまでわたしがいた場所は、やはり夢幻の中だったのだ。それに気付いたタバサは、思わず涙を零しそうになった。ところが……そん...全文を読む

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第57話 雪風、物語の外に見出すの事

それぞれの選択

2012.10.08 (Mon)

  ――オルレアン公夫人の魂魄病巣切除成功から、10時間ほど後。 夢の中で充分な休息をとった一行は、再び例の大扉の前に立っていた。「おそらくだが、扉の奥にはこの<フィールド>を支配する存在が居座っておる。よって、わしらを近づけぬよう、何らかの罠が仕掛けられているのは間違いない。よいか? 絶対に気を抜くでないぞ」 伏羲の言葉に、全員が杖を抜くことによって応えた。 それを確認した伏羲は、前日に施した封印を...全文を読む

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第56話 雪風と人形、夢幻の中で邂逅するの事

それぞれの選択

2012.10.06 (Sat)

  ――1週間にも渡る、ラ・ヴァリエール公爵家での歓待が終了したその日。 公爵家から借り受けた風竜の背に乗り――フォン・ツェルプストー家との関係や国境警備上の都合により、竜籠を出せないことを詫びる公爵に、過分の気遣いに対する感謝の言葉を述べたタバサたち一行は、一路帝政ゲルマニアの地へと向け飛び立とうとしていた。 当初は、コルベールが彼らに同行することと、見知らぬ他国への好奇心から、一緒に連れて行ってくれ...全文を読む

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第55話 時の流れの中を歩む者たち

それぞれの選択

2012.10.06 (Sat)

  咎を背負うふたりの男が、星の海を征く船を見送っていた――ちょうどその頃。 ラ・ヴァリエール公爵家の一画に用意された客室のひとつで、タバサは寝間着姿のまま、じっとベッドの上に腰掛けていた。その手には、どこへ行くにも――魔法学院での授業中はもちろんのこと、入浴の際や眠る時すら手放さない、節くれ立った長い杖を握っている。 既に、就寝時間は過ぎている。だが、彼女はどうしてもベッドに潜る気になれなかった。とあ...全文を読む

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